キッズということで、子ども用かと思われるかも知れませんが、そんなことはない。成人や高齢者の活動でも威力を発揮します。キッズというのは、この場合子ども用というより、小さいサイズのことだと思ってください。レモ社にはキッズという名前のつかないトゥバーノやジャンベもありますが、音色も扱い方もそれぞれに魅力があります。小型で値段は安いですけど、キッズの方も音はいいです。
※写真は、左奥がキッズコンガ、右奥がキッズトゥバーノ、手前がキッズギャザリングドラムです。
このうち、キッズコンガは床に置いて叩きますが、キッズジャンベとキッズトゥバーノは底から音が抜ける仕組みですので、机や床に置いてしまうとよく響かなくなります。それでキッズジャンベとキッズトゥバーノは脇に抱えたり、付属のストラップを肩にかけたりして、底をふたしてしまわないようにして鳴らします。
小さいお子さんでも上からしっかり手で叩けるでしょうし、少し体が大きい人はばちで叩くのもいいですねえ。
まず、どれもこれも音がいいんです。それと胴周りに描かれたデザインも人をひきつけ、つい触ってみたくなる。アフリカ風なんでしょうか、何となくエスニックな雰囲気が漂います。
キッズジャンベは太鼓の表面と胴の筒の大きさが違っていて、お椀型の太鼓に筒がくっついたような、まさに「ジャンベ」の形です。ジャンベの特徴として、鼓面の中央部分とふちで同じ楽器かと驚くほど音色が異なります。特にふちうちのカーンと抜けるサウンドはジャンベならではのもの。
キッズトゥバーノはキッズジャンベと同じように抱えて使います。これも縁打ちで高音が出ますが、ジャンベほどの違いはなかなか表現できません。
子ども自身が抱えて使うのもありですし、おとなのリーダーがグループの一人一人を回りながら子どもさんにドラミングを促したりするのにも持ってこいです。タンブリンとは一味違う魅力があります。
キッズコンガはジャンベとトゥバーノよりはやや大振りです。そのまま楽器を立てて鳴らすことができ、コンガなのにスタンドが要らないので便利です。運ぶためでしょうが、取っ手がついているのでそこを持てば、おとなの人なら歩きながらでも叩くことができて、ダイナミックな使い方を好む人もあります。
※写真は、キッズでは無い通常サイズのジャンベです。
※動画は、キッズではない通常サイズのトゥバーノです。
音楽療法士 吉田豊
レモ社のキッズパーカッション はこちらからご購入いただけます
こちらで紹介されています楽器は、村井楽器オンラインストア から購入していただけます。また、松阪店 では実際に楽器に触れていただき音色を確認していただくこともできます。
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