楽器は、何かの曲を演奏するわけではなくても、思わず触ってみたくなる、鳴らしてみたくなるものです。その魅力的な色と形で楽器の方からも、「さあ触ってください」と言わんばかりです。鈴やタンブリンのようにシンプルな楽器の単純な音であっても、鳴らす人のその時々の思いや心が伝わります。このように思いのままに楽器と戯れる(play)ことが、やがて演奏(play)にもつながっていきます。
教育や福祉、あるいはリハビリテーションなど対人支援の音楽では、楽器そのものが大きな意味を持ちます。そして工夫次第で、瞬間瞬間の思いを引き出し、それが言葉のいらないコミュニケーションにつながります。また楽器の組み合わせによって、特別なトレーニングや練習がなくてもすぐにみんなで合奏したりもできます。
具体的な楽器を取り上げながら、そんなアイディアをご紹介していきたいと思います。
音楽療法士 吉田豊
2014年
9月
29日
月
オンラインストアを立ち上げて約1年、色々な商品をご紹介させていただいておりますが今回、音楽療法教室で使用している子供用椅子をお手本に、村井楽器オリジナル子供椅子を作ってみよう!
ということで松阪店で現在試作品を作っております。
2014年
9月
22日
月
ギターは年齢性別問わず、たくさんの方に愛用されている楽器のひとつでとても取扱いやすい楽器です。
弾き歌いや、伴奏、合奏、ソロギターなどいろいろな演奏方法があり女性の方でも簡単に弾ける楽器なので、ぜひ多くの方にチャレンジしていただきたいのですが
『手が小さいから難しそう、、』
とか
『指が痛くならないかしら、、』
など、少しハードルが高く感じてしまう方もみえるのではないでしょうか。
2014年
9月
15日
月
歌を歌ったり司会をしたりする時に、マイクを持っているがために片手がふさがってしまい、両手がフリーで使えたらもっと便利になるのに・・・
という場合に役立つのが、このワイヤレスマイクシステムです。
特に動作が大きく、会場での移動が多い方におすすめなのがヘッドセットマイクのワイヤレスシステムです。
2014年
9月
08日
月
大きな音の鳴る楽器を伴奏に歌を歌ったり、多くの人に演奏を聴いていただく場合には、各楽器の音量バランスを揃え聴きやすい大きさまで全体の音量も上げる必要が出てきます。
そこで必要となってくるのがPA(ピーエー)システムです。
2014年
9月
01日
月
では、グループの楽器遊びが、器楽アンサンブルになるまでの手順を説明します。
まずは楽器と個人、人それぞれ思うように楽器と戯れる。これが第一です。いろいろな楽器を試すうちに好みの楽器、得意な楽器というものが出てくると思います。要するに気に入るわけですが、それには見た目の色・形、出てくる音の手ごたえと音色、そしてもう一つ大事なのが楽器の捜査の仕方でしょうか。
このブログでは、障害のある人や高齢の方のグループ活動に導入しやすい楽器を紹介してきましたが、それぞれに分類のためのカテゴリーをタグとしてつけてあります。例えば、振る楽器、叩く楽器、はじく楽器、などです。例えば、鈴を振ることからマラカスに持ち替えていくなど、好みの楽器を広げるときの手掛かりになるでしょう。
2014年
8月
25日
月
器楽合奏というと、元の曲があって、それをいろいろな楽器で演奏できるように編曲した楽譜に従って、個々に練習してパートをこなせるようになってからみんなで合わせる、というような手順を考えるかも知れません。ここでは、様々なデイサービスの音楽活動で、個別の楽器の練習はしないで、合奏する方法を考えてみます。また、グループのメンバーの人数によって、配慮しなければならないことが違ってきますが、仮に10人から20人くらいのグループを想定して説明します。
2014年
8月
11日
月
さて、ギターを始めるにあたって必要な小物類、最重要のストラップの次が、弾かない時のための道具です。ギターを演奏中、弦が切れることはしばしばありますが、壊れることはまずない。ですが、立てかけておいて倒れたり、誤って踏んづけてネックをダメにしてしまうことは少なからずあります。そこで、ギターを立て掛けるスタンドと壁にかけるハンガーを紹介します。これがあることでギターの事故はかなり減らせると思います。
2014年
8月
04日
月
ギターを始めるには、まずギターが要ります。ギターは大きく分ければエレキかアコギ(アコースティックギターのこと)、それにクラギ(クラシックギターのこと)、また持ち運びに便利な小型の変形ギターも出回っています。
2014年
7月
28日
月
ギターは大きく分けて、3種類あります。クラシック、アコースティック、エレキですね。最近はギターと言えば、まずエレキで、フォークギターだったら、わざわざ「フォーク」だとか「アコギ」と言って区別をはっきりさせないといけないみたいですねえ。
2014年
7月
21日
月
ギターほど、多くの人に人気のある楽器はないと言ってもいいんじゃあないでしょうか。それも見たり聞いたりするだけじゃなく、「弾いてみたい」と思う楽器No1、のような気がします。僕が学生の頃は、男という男は誰もが髪を長くして、うまいかへたかは別に誰でもギターをかき鳴らしてました。僕もご多分に漏れずそんな風で、そこの数年間のおかげでもって、今音楽療法士をやっていられると思ってます。つまり、ギターは対等に人と分かち合う音楽を作る代表的な楽器なんです。
触ったことは多少あっても習ったことのない人、あるいは人知れず挑戦して挫折した人は「ギターはムツカシー」と思っておられるかも知れません。
2014年
7月
07日
月
トーンチャイムは音程のある楽器ですから、当然その音程を活かす活動がたくさんできます。音程があることでメロディーが容易に奏でられるわけですが、それだけがこの楽器の持ち味ではない、ということで前段階としてのトーンチャイム遊びを、「トーンチャイム1」で少し紹介しました。
2014年
6月
23日
月
ハーモニカというとなんか物悲しかったり、素朴で懐かしかったりするような感じを持つ人も多いのではないでしょうか。日本の愛唱歌だとか、アメリカのカントリー、ブルースにピッタリですよね。
2014年
6月
16日
月
フロアタムは通常ドラムセットの一部で、足でキックするバスドラムの次に低音を効かせる太鼓です。
いろいろな音楽活動で、単独で使うことも多いです。たくさんのパーカッションが鳴る中で、フロアタムは全体を引き締めたり、あるいは基本のビートを提示する役割をするのに適しているように感じます。トリルのようにダダダダダーッと打つこともありますが、普通はあんまり乱打せず、控えめなのがいいでしょう。
2014年
6月
09日
月
メーカによって呼び名が異なります。ピアニカ、メロディオン、ピアニーなどが有名どころでしょうか。扱い方に大差はなく、パイプを本体に差し込んで、吹きながら(息を入れるわけ)鍵盤を押す。
2014年
6月
02日
月
トーンチャイムは、長さの違いから単体で一音ずつ決まった音程の音の出せる、日本で発明された楽器です。ピアノでいう白鍵の部分と♭やシャープのつく黒鍵の部分からできていて、10音、16音、25音のセットのほか単体でも販売されています。セットはケースに入っていて移動に便利です。僕の活動では、トーンチャイムを使った後は、メンバーに戻してもらいますが、一音ずつ長さが違い収まる場所が決まっています。それでFやCといった音の名前を確かめる人や、目測で長さを合わせる人がいますが、一人間違えると絶対に収まらないのも面白いところです。
2014年
5月
26日
月
キッズということで、子ども用かと思われるかも知れませんが、そんなことはない。成人や高齢者の活動でも威力を発揮します。キッズというのは、この場合子ども用というより、小さいサイズのことだと思ってください。レモ社にはキッズという名前のつかないトゥバーノやジャンベもありますが、音色も扱い方もそれぞれに魅力があります。小型で値段は安いですけど、キッズの方も音はいいです。
2014年
5月
19日
月
カズーも面白い笛です。竹やゴムホースなど筒状のものがあれば、簡単に手作りもできます。
市販のカズーは金属やプラスティックでできていて、さすがに安定して使えます。材質によっても音色は違うので、吹き比べてみると楽しいですよ。
2014年
5月
12日
月
1個ずつ、ドレミの音階が決まっているベルです。ベルというと普通は手で持って振るイメージですよね。もちろんそういうハンドベルはプロの演奏に使う本格的なものまでいろいろあります。これは机の上に置いて使う卓上ベルです。
基本の8音(ドレミファソラシド)セットがあって、これに高いドレミファ、低いドシラソのセットや#や♭のついた派生音のセットを足していけば、何でも演奏できるようになります。
2014年
5月
05日
月
一目見ただけではどうやって使ってよいか分からない人もいると思います。結構重くて柄がついていますので、そこを持って振る人は多いのですが、これは本来の使い方ではありません。
柄を利き手で持って、もう一方の掌で受けて軽く握ります。あとは柄の方を手首をひねりながら回すと、シャカシャカと乾いた音がします。これをリズミカルにやれば、キレのいいリズムが刻めます。ラテン音楽でよく見かけますよね。
リズムをカッコよく刻むとなれば、マラカスほどではないにしても結構難しい楽器の一つでしょうねえ。
2014年
4月
28日
月
楽器と呼ぶには不思議な感じです。今僕の手元にあるのは、直径30cmくらいの丸い筒で、厚みは6cmといったところでしょうか。大きなタンブリンで、ふちのリンはなく両面が叩ける太鼓を想像してください。太鼓の表面は一方が透明で、ふちともう一方は青くなっています。中にマラカスの中身のような金属の粒がたくさん入っていて、傾けるとザーッという波の音がします。ドラムですからもちろん叩くもよし。普通に想像通りの太鼓の音と中の粒がはねて表面に当たるので、じゃんじゃんという音が一緒になります。
僕のオーシャンドラムは大きいですが、レモ社のものは少し小ぶりで扱いやすいと思います。
説明だけで分かる人は、まずいないと思いますので、動画を参考にしてください。
2014年
4月
21日
月
振れば簡単に音が出るし、赤ちゃんからお年寄りまで、あまり抵抗なく触っていただける楽器でしょうか。
もちろん使い方次第でとっても効果的な魅力を発揮します。ですがこれでリズムをきっちり表現しようとしたら、とても高度なテクニックが必要になるでしょう。
そのようなパーカッションとしての専門的な使い方はさておき、様々なレクレーション活動でも大活躍しています。リズムやビートがはっきりしないということは、どこでどう鳴っても邪魔にならない感じがあって、集団活動で大量の鈴が配られるシーンもあります。
2014年
4月
14日
月
タンブリンでしょうか、タンバリンでしょうか?学校の音楽のテストでは、こんなことで×がついたりもしそうですけど、まあ、どちらでも・・・・。
幼稚園から小学校低学年あたりで、鈴・カスタネットと並んで、気軽に配ってもらえる楽器の代表的なものです。触ったことのない人はいないんじゃあないでしょうか・・・。
叩く操作は簡単で、手拍子をしたり、ひざを打ったりする、いわゆるボディパーカッションの延長で使えます。
2014年
4月
07日
月
レクレーションや音楽療法、あるいは子どもの楽器遊びなど、人とする音楽、いわば対人支援の集団音楽活をする上で、これほど魅力的な楽器はほかにない、何か一つだけ選べと言われれば、僕はコンガを取ります。
2014年
3月
21日
金
もちろんれっきとした楽器で、吹奏楽やポピュラー音楽などで、ここぞ、という時に効果的に使われます。
ですが、何も曲をやるのでなくても、きらきら輝くバーが端正に並ぶ美しさに、つい手が出ます。ちょっと触ってみると、星が瞬くような何とも言えない響きに、思わず引き込まれてしまいます。
こちらで紹介されています楽器は、村井楽器オンラインストア から購入していただけます。また、松阪店 では実際に楽器に触れていただき音色を確認していただくこともできます。
ご質問・ご相談などありましたら 村井楽器 松阪店 まで、お気軽にお問い合わせください。
村井楽器 松阪店 TEL:0598-21-1030
専門の知識を持ったスタッフが、音楽療法の現場で活躍される皆様からのご連絡をお待ちしております。