ギターほど、多くの人に人気のある楽器はないと言ってもいいんじゃあないでしょうか。それも見たり聞いたりするだけじゃなく、「弾いてみたい」と思う楽器No1、のような気がします。僕が学生の頃は、男という男は誰もが髪を長くして、うまいかへたかは別に誰でもギターをかき鳴らしてました。僕もご多分に漏れずそんな風で、そこの数年間のおかげでもって、今音楽療法士をやっていられると思ってます。つまり、ギターは対等に人と分かち合う音楽を作る代表的な楽器なんです。
触ったことは多少あっても習ったことのない人、あるいは人知れず挑戦して挫折した人は「ギターはムツカシー」と思っておられるかも知れません。
そこでご紹介したいのが「誰でもすぐに弾けるかんたんギター奏」なんです。
実はあちらこちらで埃かぶっているギターを引っ張り出して、障がいのある人やお年寄りの方にもかっこよくギターを弾いてもらいたい、その一念で編み出したのが「かんたんギター奏」です。本も出てます。そこには「ギターなんてとてもとても・・・・」と自分も周りも思っているような方がギターを抱えて自分の音を奏でるまでのプロセスも解説しています。
「かんたんギター奏」は普通のギターの弾き方とは違うところもありますが、何もそれ用のギターが必要なわけではありません。普通のギターで、調弦、チューニングを一般的な物とは少し変えて、めっちゃ簡単にギターが始められるようにした方法です。
かんたんギターでいきなり曲を弾いて楽しんで、そのうちにギターに慣れれば、普通のチューニングに戻して、演歌でもフォークソングでもロックでも、好きな音楽に進めます。
かんたんギター奏の詳しいことは別に譲るとして、ギターがなんでそんなに人気があるのか考えてみます。
・まず、かっこいいのです。世代によって思い浮かべるミュージシャンは違っているでしょうが、誰でも思い描く憧れのギタリストがあるでしょう。ホント誰でもです。
・次に音色です。ボロロ~ン、あるいはジャラ~ン、ガチャガチャ、まあとにかく鳴らしてください。ギターは抱えて弾く楽器だから自分で弾くと、そのサウンドは直接胸にきます。そしてそれは胸からきっと心にも届いていくのでしょう。自分が出した音の心地よさを是非確かめてください。そしてその心地よさを支援するオアイテの皆さんにも味わってもらってください。
・そして音の高さです。大体普通の人の声をカバーする音域をもっていて、声を出すとギターがそれを支え、包み込んでくれるのです。何もうまい人だけではありません。そうです。ギターは弾き語りのための道具なんです、きっと。
音楽療法士 吉田 豊
ギター(クラシック/フォーク) はこちらからご購入いただけます
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